僕が国際問題に興味を持った理由とは! 第二話「チャンス到来」
どうも、Kakkiです!今回は前回の話の続きを話していきたいと思います!
前回の話を見ていない方はこちらをクリックしてください!
目次
1.チャンス到来
前回の話でもあった通り、僕には500円ほどしかない。
どうしようか、
計画を変えて、また考え直そうかと、考えながら学校の廊下を歩いているとポスターに目が入った。
これだ!
それは文部科学省から返済不要の奨学金をもらい、日本代表として飛び立つ留学支援
「トビタテ留学JAPAN日本代表プログラム」だった。
僕はこれを受けることを決意した。
ただ、この留学支援を受けるには険しい道のりを歩むことになる。
また詳しく話そうと思うが、この留学支援を受けるには1次審査と2次審査を通らねば受けることができない。
その為、軽く見ている人など大体の人は1次審査の書類提出で挫折し、諦める。
それでも頑張って受けて、僕はなんと、合格した。
その時の喜びを忘れることはない。
職員室の中で喜びのあまり叫び過ぎて怒られたことを。笑
さあ、これで準備はだいたいそろった。
2.マダガスカルへ1人で和太鼓かついで飛び込む
僕は2019年の夏、マダガスカルへ一人で飛び込んだ。
海外へ行くのは修学旅行のシンガポールだけであった為、心配ではあったがなんとか行けた。
着くと本当にすっごい大自然であった。
(マダガスカル ザハミーナ国立公園の近くの村みたいな場所)
まさしく、「人間と動植物が過ごせるような町」である!
そして、生き物もたくさんいた。
(肩に乗っているインドリ)
現地では主に生き物の調査活動や苗植えなどの活動をした。
環境保護活動は思ったよりも力仕事が多く、環境を守る難しさをそこで実感した。
環境保護活動以外にも子供達の為にバスケットゴールや勉強できるように机や椅子なども作ったり、ご飯を作ったりした。
他にも村の人の為にエコストーブなども作った。
これも同様大変だった。
大変だったが、大自然に毎日力をもらっていたから毎日頑張れた。
また、異文化交流もしたいと思い、和太鼓を持っていき、演奏したり教えたりコラボ演奏もした。
そして、土日に旅行に連れて行ってもらった。
これは本当に最高であった。
ストレスなんか全く感じず、何もかも忘れてしまえる。
ずっとここにいときたいくらい。
夜も最高。
3.行く前と考え方が変わった
アフリカと言えば、山積した問題があり、貧困で可哀想って言う偏見があるかもしれない。
しかし、違う。
僕も行く前まではあったが、考え方は変わった。
子供達はとてつもなく笑顔で遊び道具が無かったとしても工夫して遊んだり、
村の人達はとてつもなく優しく毎日「Kakki!調子どう?元気出して行こう!」などと声をかけてくれたり、元気をくれる。
そして、毎日周りの人たちと協力しながら強く生きている。
だから、現地の人達はちっとも可哀想だなんて思っていないように見えた。
しかし、病院や学校などの施設が整っていなかったり、衛生面がしっかりしていないといったことはあり、全く可哀想ではないと言うわけではない。
環境問題にしか興味がなかった訳だが他の問題にも目を向けなければならないと考えるようになった。
4.どうすれば良いものか。
発展させれば良いのだが、そうすると環境が悪化する。
だが、このまま放っておけば良くない方向に進む。
しかし、僕は環境問題は全てにおいてつながってると考える。貧困問題だってそう、難民問題だってそう、生活をするうえで環境は大切なのだ。
僕は「人間と動植物が過ごせるような町」を作る一歩として留学した。
しかし、この留学で今ある環境を守ることが最優先であると気づかされた。
そういったことがあり、今国際問題に興味を持っている訳である。国際問題は複雑で難しいが、これからの世界を歩んでいくのは僕たちだ。
そのため、頑張って勉強し環境を守りたいと思う。