サンゴ礁が回復!? その方法とは
どうも、Kakkiです!今回はサンゴ礁について面白いニュースがあったので話したいと思います!
目次
2.なぜサンゴ礁を守らなければならないのか
3.サンゴ礁が回復!?その方法とは
4.まとめ
1.サンゴ礁は植物ではない!?サンゴ礁とは
海の中を彩る生き物サンゴ礁。
知っている方もいるかもしれませんが、実は…
動物なんです。
驚きですよね。僕も、最近までずっと植物やと思ってましたもん。(笑)
実はサンゴ礁は、クラゲやイソギンチャクの仲間に分類される刺胞動物の一種らしく、触手などに毒針も持っている。
また、ポリプと呼ばれる個体が分裂して群体をつくる特徴があり、ひとつの群体には数百~数万のクローンが集まっているそうだ。
2.なぜサンゴ礁を守らなければならないのか
サンゴ礁には海洋生物の種数の1/4~1/3が生息していると言わている。
言わば、多様性の豊かな海域である。
そしてサンゴ礁は、動物でありながら植物と同じように二酸化炭素を吸収し、酸素をつくりだす働きをしている。
他にも、海を浄化する働きや天然の防波堤としての役割もあり、海中だけでなく地球にとって大変大きな役割を果たしている。
そのため、重要な生き物なのである。
しかし、そんなサンゴ礁は水温の上昇や紫外線の強弱により生存できなくなるほど繊細な生き物で、
地球温暖化問題などの影響により減少しているのだ。
このまま減少していけば、2048年には魚が食べれなくなるかも知れないと言われている。
(沖縄本島全域において河口付近に生息する全サンゴ種の被度変化(全定点区画調査記録の平均値)国立環境研究所より)
3.サンゴ礁が回復!?その方法とは
サンゴ礁が荒廃すると、周りからは魚が去っていき、健康に育たなくなるといわれている。
そこで!
最近、英国の大学などからなる国際研究チームが、スピーカーを使って生きたサンゴ礁の音を流すことで、魚が再び集まり、死にかけたサンゴ礁が回復したという研究結果を発表した。
(スピーカーで生きたサンゴ礁の音を流す「Nature Communications」より)
これにより、劣化したサンゴ礁に集まった魚は、総数が増えただけでなく、種類まで豊富になったことが確認されている。
サンゴ礁の再成長を助ける効果が確認される一方で、生物学者としてのこの研究に関わったマーク・ミーカン博士は
「魚を呼び戻せたとしても、死んだサンゴ礁が自動的に生き返るわけではない」
と語るように、サンゴ礁を無条件に蘇生する魔法とはならないようだ。
4.まとめ
いかでしたでしょうか。今回はサンゴ礁は植物ではなく動物であり、とても重要な生き物であること、
そして、スピーカーを使って生きたサンゴ礁の音を流すことで、魚が再び集まり、死にかけたサンゴ礁が回復することについてもお話しました。
こういった方法があるということをお話しましたが、元はと言えば私たち人間が原因で起こる地球温暖化問題などの問題です。
日頃から身近にできる地球温暖化対策をしていきましょう!
僕もまだまだですが、行っています!
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では、また!
by,Kakki